うつ病をしっかり治そう!基本的な治療方法3つを解説

2021年2月28日 by

まずは休養をしっかり取ろう

心療内科では心の病を扱っていますが、その中でもうつ病の治療で受診する人は少なくありません。うつ病だと思ったら、早めに心療内科などの専門機関を受診することが肝心です。うつ病になったら心療内科などの医師のもとで治療することになりますが、やはり重要なのはしっかりと休養を取ることです。仕事などストレスの原因となることから遠ざかって、心身ともしっかり休養することから始めます。中には休養することをためらう人がいますが、休養することを拒否せずに、今は休養に専念して早く治そうと覚悟を決める必要があるのです。

薬を使った治療も行われます

うつ病では休養とともに、薬物療法も治療の柱となっています。抗うつ剤と呼ばれる薬剤を服用することになりますが、その効果が出るにはある程度時間を要します。一般的には効果が出るのに2~3週間程度かかるといわれています。中には抗うつ剤を服用しても効果が出ないからといって、自己判断で服薬を中止する患者がいますが、決してそのようなことをせず主治医の指示に従って服用を続けることが肝心です。

うつ病の原因を突き止める精神療法

抗うつ剤の服用を開始してその効果を感じられるようになれば、本格的な精神療法へと移行します。精神療法というのは、うつ病になった原因を客観的に分析したり、見つめ直したりする治療法のことです。うつ病で心身が落ち込んでいる状態で、精神療法を行うことはなかなか難しいかもしれません。そのため、休養や薬物療法を実施して、患者の症状が落ち着いてきた段階で行うことが一般的です。

心療内科を名古屋で受診するときには、普段飲んでいる薬がわかりやすいように、お薬手帳を持参するようにしましょう。